◆刀

品番  01-235 掲載日  2014年1月14日

銘文  川部儀八郎藤原正秀 文化十二年八月日
鑑定書  特別保存刀剣  ※委託品
特徴 本作は、新々刀最上作であり、身巾、重ね共、健全な一振りである。 
水心子正秀は江戸時代後期の刀工である。寛延3年(1750年)の生まれで本名は鈴木三治郎。
1825年11月7日に没する。新々刀の祖としてよく知られる。

安永3年(1774年)に秋元家のお抱え刀工となり、川部儀八郎藤原正秀と名乗り、
水心子と号した。
当初は津田助広写しの濤瀾刃や匂口の深い井上真改などの大阪新刀を写し
見事な作品を制作したが、
濤乱刃や匂口の深い見た目の派手な作品は折れやすいと気づいたことから
寛政元年(1789年)に刀工正宗の子孫、山村綱廣に入門し、
秘伝書を授けられるほど復古刀の研究に力を注いだ。
「現在の刀は華美に流れ、本来の目的である武器としての機能を忘れている」
となげき、刀剣武用論を提唱して鎌倉時代南北朝時代の古作を
最も優れた作品と讃えた。

したがって刀剣武用論以降は地味な直刃の小乱れの作品が多くなる。
文政元年(1818年)頃に天秀と改名した。水心子正日出あるいは
正日天と銘を切った作品もあります。

細川正義、大慶直胤、長運斎綱俊等の有名刀工を育成しています。

刃長  二尺一寸六部五厘 元巾  3.2cm
反り  五寸五厘 先巾  2.3cm
目釘穴  1個 元重  9.5mm
先重  6mm

価格   ¥2,800,000